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旭川の薬剤師道場

ここは薬剤師(特に自分)修行の場。 見学・修行、ありがとうございます<(_ _)>

癌検査前後の患者さん

調剤薬局で仕事をしていると、
患者さんの癌の検査の情報に触れることは少なくないですよね。
薬から癌だと分かってしまう場合もありますが、
患者さんから「今度、癌の検査を受けることになったんです」と
打ち明けられる場合もあります。

このようなケースでは、次回来局されたときに
結果を聞くべきなのかどうかをとても迷いますよね。

特に患者さんの話から、癌の可能性が高いことを予想できるケースもあります。
癌治療も進歩して早期発見の場合は生存率が高くなっていますが、
まだまだ、イメージは厳しいものです。
病院の薬剤師さんと違って、
患者さんの病状をあらかじめ確認できないですから…
末期癌などの悪い結果だった場合、何と声をかけていいのか…

最近、そんなケースに遭遇しました。
どう対応しようか、検査後の来局まで考え続けました。
これまでもこんなケースが無かったわけではないのですが、
どうすれば自分で納得できるのか…
そのたびに、悩んでいました。

自分の中の方針やルールみたいなものがあれば、
そのたびに迷わなくなり、余計な時間が減るかもしれません。
今回は、それを決めてみようと思いました。

いろんなケースがありますから、全ては当てはまらないでしょう。

しかし、
原則として患者さんから情報を聞いてしまったら、
その確認はすることに自分の中で決めました。

患者さんが話してくれたことには、
何か意味があるのかもしれません。

確認したからと言って、何もできないかもしれません。
悪い結果の場合は、お互い話すのが辛いかもしれません。
今後の薬の説明に役に立つかもしれません。
励ますことができるかもしれません。
病気のことを一緒に調べて役に立てるかもしれません。
自分の勉強になって、次の患者さんのときに役立つかもしれません。

いずれにしても確認してみなければ、
最初に話してくれた意味すら分からないので、
そうすることにしました。

最近お話した患者さんは、
確認したところ最悪の結果でしたが、
しっかりとその内容と自分の今後をイメージして、
僕らに話してくださいました。
「まだまだ、しばらくお世話になります」
「また来ますから」と、
穏やかなお顔で帰って行かれました。

今回の自分の中のプチ方針は、
癌検査の情報に限定しなくても良いかも…

今度は、今回お話してくれた患者さんに対して、
僕ができることを考えていこうと思います。


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