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旭川の薬剤師道場

ここは薬剤師(特に自分)修行の場。 見学・修行、ありがとうございます<(_ _)>

加齢とともにDNAも変化

DNAの塩基配列は年をとっても変化しませんが、
epigenetics(エピジェネティクス)という
DNAを構成する塩基の変化とその機能を考える学問
について面白い研究結果が発表されました。

DNAは塩基が並んでくっついて出来ていますが、
DNA自体の配列は変らないものの、その塩基が年を経て変化して、
病気が起こるかもしれないということのようです。

例えばDNAのメチル化やアセチル化などが起こると、
DNAの高次構造が変化して、
その後の遺伝子発現に影響を与えます。

同じ遺伝子を持っていても、異なる働きのさまざまな分化した細胞が
安定して機能し続けるのはこれらの変化が起こって、
細胞分裂しても、それぞれの細胞で変化した塩基で構成される遺伝子が
受け継がれるからと考えられています。

メチル化はエピジェネティクスの主要なDNA修飾の形で、
多すぎる不適切なメチル化が起きると必要な遺伝子をオフにしたり、
少なすぎるメチル化では不適切なタイミングや細胞で
遺伝子をオンにしてしまうかもしれないそうです。
 これらが、種々の病気にかかる理由にもなり得るとしています。

エピジェネティクスの変化は、
食事や環境因子によっても起こり、、
糖尿や自閉症、癌などの疾患においても重要な役割を果たしていると
研究者は述べています。

アイスランドやユタ州の人たちからDNAサンプルを採取して、
平均で10年以上の間隔をおいて、
DNAのメチル化がどの程度起こっているかを測定しました。

およそ3分の1のケースでDNAメチル化の変化を示したとのこと。
また、これらの結果は家族でよく似た変化が認められたそうです。

メチル化のされやすさも遺伝という意味なのでしょうか?

DNAにくっついているテロメアが切れていって、
細胞が年をとるという話は以前聞きましたが、
DNA自体も年をとるということですかね。

受精時にエピジェネティクスの変化はリセットされるとのことで、
赤ちゃんは親のDNA変化は受け継いでないようですね。
一安心(~_~;)

メチル化されたくないですねー

<参考>
Intra-individual Change Over Time in DNA Methylation With Familial Clustering
JAMA. 2008;299(24):2877-2883.
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/short/299/24/2877

Human Genomes Change With Age
June 25, 2008
DISCOVERY NEWS
http://dsc.discovery.com/news/2008/06/25/human-genome-disease.html




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