「小さく生んで、大きく育てる」はいいの?
ビジネスでもコンセプトとして使われたり、
元来、出産に関して昔から言われてきた言葉です。
我が家の息子が生まれてからも、励ましの意味もあるのか、
何度となく頂いた言葉です。
今回見つけたニュースは、
それが本当に良いのか、考えさせられてしまうものです。
とはいえ、親は子供の大きさを設定できませんが…
妊娠期間の割りに小さく生まれた子供は、
6歳までに追いつくように大きくなって、
体重が重くなる傾向があるようです。
そういう場合、体重コントロールをして
肥満を予防すれば良いということになりますが、
それだけでは、不十分かもしれないという結果です。
妊娠期間の割りに小さく生まれた赤ちゃんでは、
適正に生まれた赤ちゃんに比べて、
内臓脂肪が多かったそうです。
それ以外にも、アディポネクチンが低く、
成長因子IGF-1や空腹時のインスリンが高いことが認められ、
腹部の皮下脂肪が内臓脂肪にシフトしていたそうです。
いわゆるメタボリックシンドロームの傾向がある!
といった感じでしょうか…
我が家の息子は「出産エピソード」でもお話しましたが、
ギリギリ低出生体重児です。
ですので、このニュースは気になりました。
母体の体重管理指導が厳しくなった分かりませんが、
低出生体重児の割合は昔に比べて増えていると聞きます。
論文の要約は読んだのですが、
原文までは会員じゃないのでたどり着けませんでした。
・どの程度が小さく生まれた赤ちゃんなのか。
・他の子に追いつかせようとして、ミルクや食事を多く与えたケースの結果への影響はないのか。
・有意な差があるとのことだが、実際の数値がどの程度なのか。
・病的と言えるほどの差なのか。
・6歳を過ぎても、長期的に疾患に罹りやすいなどの影響は残るのか。
などの疑問点が残りました。
過体重ではなくても、上述の差が認められているとのことなので、
体重が標準だというだけでは安心できないとことになりますね。
実際どう気をつけたらいいのでしょうか?
64人ほどの子供を対象にした結果ですし、
この差によって実際に何が起こるかなど、
更なる研究は必要だとは思いますが、
少なくとも肥満にはならないように、我が子を育てて生きたいと思います。
<参考>
Visceral Adiposity without Overweight in Children Born Small for Gestational Age
Lourdes Ibáñez et al.
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism Vol. 93, No. 6 2079-2083
Small babies may develop "fat" belly organs: study
Fri Jul 4, 10:24 AM ET
NEW YORK (Reuters Health)
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