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旭川の薬剤師道場

ここは薬剤師(特に自分)修行の場。 見学・修行、ありがとうございます<(_ _)>

ロキソニンテープの品薄

ロキソニンテープが7月9日に発売されました。
その2日後の11日、卸さんから
「ロキソニンテープの供給が危ないらしいんです!」
との話。

「発売の2日後だよね!?」

ロキソニンテープには

50mgの小さめのテープの規格と、
100mgの大きめのテープの規格との2種類が存在します。

100mgの規格の方は、供給が追いつかないことがほぼ確実とのことで、
メーカーからドクターにも話をして、
処方をそれなりに抑えて頂くよう話をするそうです。
50mgの規格は比較的大丈夫らしいのですが、
それでも今のところは、まだ絶対大丈夫と言えない状況のようです。

以前のロキソニンパップの発売の時は問題なかったですね。
パップ剤はもともと種類も多く代わりは多いのですが、
テープは比較的種類が少ないため、
思ったより待っていたドクターが多かったと言えるのでしょうか。

テープ剤は選択肢もそれほど多くはない中で、
テープの中でもシェアの大きいモーラステープ(ケトプロフェン)の
光線過敏症が気になる季節ですから、
副作用も少ないらしいロキソニンテープへの処方変更が拍車をかけた感じでしょうか。

上からは、新製品の実績を残すよう発破を掛けられていた
MRさんや卸のMSさんは一生懸命売り込んで、
使ってもらえるよう頭を下げてお願いしていたものを、
一転、処方を縮小してもらうようにお願いし、さらに在庫不足の可能性に頭を下げる。
かわいそうですねー。

怒って、処方を完全中止した病院もあるのだとか…

在庫縮小は、キャッシュフローをよくするための、
商売をするものにとって共通のテーマなので、
気持ちは分からないではないのですが…

海外で原料の調達が難しくなったことなど、
ある程度の予期せぬ理由は聞いたことがありますが、
売る気満々の薬が、しかも発売日から数日で、
供給困難の情報を伝えはじめたというのは、
僕が薬剤師になってから初めて経験しました。

鎮痛消炎の貼り薬なら問題も大きくなりにくいかもしれませんが、
生命に関わる違う薬だったとしたら…

初回製造量の見積もりが少なかったわけですが、
予想通りでも、ある程度の利益は計算できていたでしょうし、
今回のことがなければ、利益はもっと取れていたことに??
すごいですね。

でも、うれしい悲鳴とは間違っても言えないでしょうし、
今回は大チョンボと言われても仕方ないですかね(~_~;)

間違いは、大企業だってあるんです!
少し勇気が…

責め続けたって仕方がない!
がんばれ、日本企業!
今回のことを教訓にしてもらい、今後に期待したいですね。



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