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旭川の薬剤師道場

ここは薬剤師(特に自分)修行の場。 見学・修行、ありがとうございます<(_ _)>

バファリン錠81mgをバラすには?

先週末から学生実習が始まりましたー(^O^)/
それ以外でも最近何かと忙しく、記事の更新が減っています(~_~;)
修行のためのブログネタの収集も少なくなっています。

でも、学生実習では優秀な学生が来て、
何を伝えられるかについて試行錯誤していますが、
それも自分の勉強にもなっています。

今日は小ネタをひとつ。
以前、錠剤のからやぶりに便利な「らく錠くん2」
についての記事を書きました。
バファリン錠81mgはPTPシートではないため、
らく錠くんが使えず、
アルミシートから取り出すのがなかなか大変なのですが、
どの方法が一番早く大量にシートから
取り出すことができるのでしょうか?

バファリン錠81mgは吸湿によって分解するため、

アルミシートのまま調剤するのが基本ですが、
患者さんの一包化希望などから処方日数が長くない場合は、
アルミシートから出しての一包化も考慮します。

僕が調剤薬局の薬剤師を始めた頃、
初めて教えてもらった尊敬する先生が、
大病院で鍛えた調剤テクニックで
しかもその病院でもトップクラスの調剤スピードを誇っていた
先生でした。

いろいろなテクニックを見て盗んだり、
教わったりしました。

その先生はバファリン錠81mgを全て手でアルミシートをちぎって
錠剤を落として取り出していました。
当時、小児用バファリンという名称だった気がします。
僕もその真似をして取り出していたのですが、
そのスピードには全く敵いませんでした。

その後異動で、その先生の下を離れました。
ある日錠剤のバラしで指が痛くなったため、
ハサミでアルミシートの両端を縦に切り離して、
その後錠剤を1つずつ取り出す方法を試してみました。

開いた口の両端を近づけることで、
口を開かせて錠剤を落とすのがコツです。

手の痛みもないし、手で取り出すよりもスムーズに感じていたので、
その方法しか使わないようになりました。
しかし、スムーズに感じられるこの方法は手で出すこととあわせて2工程あります。

いったい、実際どちらが早いのでしょう?

今後のことも考えて、最近、所要時間を計ってみました。

全て手でちぎる場合
20-27秒/10錠

ハサミを使う場合
16-20秒/10錠

だいたい、こんな結果でした。
慣れもあるので、ちぎるのが下手になっていたこともあるかもしれません。
ちぎる方法では、錠剤がひっかかり、
うまく落ちなくて作業が止まることがあります。
ハサミの場合は、それが少ない気がします。

これで、僕にとってはハサミが速いことが分かったので、
今後は迷わずハサミでバラしていこうと思います。
いつか、師匠の手でちぎる技と
競争してみたいと思います。

他にもっと速い、良い方法はないでしょうかー???

調剤薬局では調剤技術を磨いて、
調剤時間を短縮できれば、その分患者さんとの会話へ
時間を費やすことができる。
そう師匠から言われたことがあります。

コミュニケーションスキル等、
調剤技術以外の部分の進化が要求されている
薬剤師の現状だと思いますが、
今の多くの調剤薬局の業務形態や経営を考えると、
我々が調剤マシーンでいることからは、
なかなか離れられないわけで、
まだまだ師匠の考えも大切です。

最近になって、
法律も含めて調剤薬局での調剤助手に関する記事や
新たな試みに関する記事も目にします。
調剤薬局のテクニシャン問題はどうなっていくのでしょうか?

 

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