アルツハイマー型認知症がエタネルセプト(エンブレル)で改善!?
BBCニュースですごい論文の記事を見つけました
アルツハイマー型認知症の患者さんに、
エタネルセプト(商品名:エンブレル)を投与すると、
即効性をもって病状が改善されるというものでした。
アルツハイマー型認知症の治療薬は、現在使用されているのは、
塩酸ドネペジル(アリセプト)しかなく進行の抑制だけですが、
今回は、なんと改善です!
「Dementia drug instant hit claim」
というニュースで、
Journal of Neuroinflammationという雑誌に掲載の、
「Rapid cognitive improvement in Alzheimer's disease following perispinal etanercept administration」 Edward L. Tobinick email and Hyman Gross Journal of Neuroinflammation 2008, 5:2 Published: 9 January 2008
という論文についてです。
エタネルセプトは日本でも、リウマチの患者さんに使われています。
リウマチや炎症の原因となる
TNF-α (Tumor necrosis factor-alpha,腫瘍壊死因子)という
サイトカイン を捕まえて、炎症部位の細胞に結合しなくする薬です。
脳内ではこのTNF-αの過剰が、
アルツハイマー病と関連しているのでは ないかと言われているようです。
エタネルセプトはリウマチの場合皮下注射ですが、
この研究では、論文の要約を読むと、
perispinalという投与方法が使われています。
perispinalとは?
日本語訳で調べても、なかなか出てきません。
結構調べました…(~_~;)
実は、特許をとった投与方法のようです。
「Method of delivering a TNF antagonist to the brain of a human by perispinal administration without direct intrathecal injection」
これによって、エタネルセプトがしっかりした量で脳まで届くようです。
peri-は周囲とか外という意味で、spinalは脊柱のという意味ですから、
「脊柱周囲投与」、「脊柱外投与」とでも呼ばれるようになるのでしょうか?
「脊柱外投与」の方がそれらしいですかね…
日本語訳第一号?
でも、硬膜外のepiduralもあるし…
全然違うかもしれません。
どう訳されるんでしょうか?
この研究で投与を受けたのは、
元医師のアルツハイマー型認知症の患者さんです。
エタネルセプトを投与したところ10分以内に、
・2つまでしか言えなかった動物の名前が5つ言えるようになった。
・算数のテストの結果が良かった。 などの改善があったそうです。
この患者さんの家族の方々は、SFのストーリーのようだとか、
以前の彼に戻ったとか、 これまで見た投与後の変化の中で
もっとも素早く顕著なものだと語っていたそうです。
もちろん、長期の効果についてや、
もっとたくさんの研究が必要だと締めくくっていますが、
これが、多くのアルツハイマー病の患者さんを改善させられるとしたら、
すごいことですよね。
でも、この治療が本当に可能になったときは、
perispinal投与の特許で高くつくのでしょうか?
自分も将来お世話になるかもしれないので、気になります。
このニュースを読んで、
昔友達に薦められて読んだ 「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。
なかなか、いい小説でしたね。
ついでに、氷室京介の「Dear Algernon」も…
ちょっと古いでしょうか?(~_~;)
********
↓もしよろしければ、投票(クリック)をお願いします(^O^)/
アルツハイマー型認知症の患者さんに、
エタネルセプト(商品名:エンブレル)を投与すると、
即効性をもって病状が改善されるというものでした。
アルツハイマー型認知症の治療薬は、現在使用されているのは、
塩酸ドネペジル(アリセプト)しかなく進行の抑制だけですが、
今回は、なんと改善です!
「Dementia drug instant hit claim」
というニュースで、
Journal of Neuroinflammationという雑誌に掲載の、
「Rapid cognitive improvement in Alzheimer's disease following perispinal etanercept administration」 Edward L. Tobinick email and Hyman Gross Journal of Neuroinflammation 2008, 5:2 Published: 9 January 2008
という論文についてです。
エタネルセプトは日本でも、リウマチの患者さんに使われています。
リウマチや炎症の原因となる
TNF-α (Tumor necrosis factor-alpha,腫瘍壊死因子)という
サイトカイン を捕まえて、炎症部位の細胞に結合しなくする薬です。
脳内ではこのTNF-αの過剰が、
アルツハイマー病と関連しているのでは ないかと言われているようです。
エタネルセプトはリウマチの場合皮下注射ですが、
この研究では、論文の要約を読むと、
perispinalという投与方法が使われています。
perispinalとは?
日本語訳で調べても、なかなか出てきません。
結構調べました…(~_~;)
実は、特許をとった投与方法のようです。
「Method of delivering a TNF antagonist to the brain of a human by perispinal administration without direct intrathecal injection」
これによって、エタネルセプトがしっかりした量で脳まで届くようです。
peri-は周囲とか外という意味で、spinalは脊柱のという意味ですから、
「脊柱周囲投与」、「脊柱外投与」とでも呼ばれるようになるのでしょうか?
「脊柱外投与」の方がそれらしいですかね…
日本語訳第一号?
でも、硬膜外のepiduralもあるし…
全然違うかもしれません。
どう訳されるんでしょうか?
この研究で投与を受けたのは、
元医師のアルツハイマー型認知症の患者さんです。
エタネルセプトを投与したところ10分以内に、
・2つまでしか言えなかった動物の名前が5つ言えるようになった。
・算数のテストの結果が良かった。 などの改善があったそうです。
この患者さんの家族の方々は、SFのストーリーのようだとか、
以前の彼に戻ったとか、 これまで見た投与後の変化の中で
もっとも素早く顕著なものだと語っていたそうです。
もちろん、長期の効果についてや、
もっとたくさんの研究が必要だと締めくくっていますが、
これが、多くのアルツハイマー病の患者さんを改善させられるとしたら、
すごいことですよね。
でも、この治療が本当に可能になったときは、
perispinal投与の特許で高くつくのでしょうか?
自分も将来お世話になるかもしれないので、気になります。
このニュースを読んで、
昔友達に薦められて読んだ 「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。
なかなか、いい小説でしたね。
ついでに、氷室京介の「Dear Algernon」も…
ちょっと古いでしょうか?(~_~;)
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