フランドルテープとニトロダームTTSはどちらがかぶれにくい?
ドクターより
フランドルテープとニトロダームTTSは
どっちがかぶれにくいのか?
という問い合わせの電話がありました。
両者とも血管を拡張して狭心症の発作を防いだり、
狭心症による心臓のダメージを軽減します。
貼り薬で、皮膚から薬剤が吸収されて効果を発現します。
1日に1度貼りかえる薬のため、
長時間の貼付でかぶれるケースも少なくありません。
問い合わせによると、現在ニトロダームTTSが処方中の患者さんですが、
よくかぶれてしまうとのことで、処方変更も視野に考えているとのこと。
以前にフランドルテープも処方したような記憶が少しあるので、
処方されたことがあるかどうかも薬歴から調べて欲しいとのこと。
薬歴を調べてみると、かなり前にニトロダームTTSでかぶれるので、
フランドルテープに変更になった記録がありました。
そして、少し前にフランドルテープでもかぶれるので、
再びニトロダームTTSへ処方変更になっていました。
まず、ニトロダームTTSの製造販売元の
ノバルティスファーマに問い合わせました。
・フランドルテープの方が皮膚刺激がやや弱いとの論文が2つ。
・ただし、皮膚刺激は必ずしもかぶれとは関連しないとのこと。
・ニトロダームTTSからフランドルテープへの変更で皮膚症状が良くなった報告もあり。
・薬品や粘着剤による刺激もあるが、はがす時にテープと一緒に角質もはがれて角質が損傷し、そのことがかぶれに大きく関わる。
・結論としてどんぐりの背比べ的な感じである。
この情報と、処方歴をドクターに報告したところ、
フランドルテープも使用経験があることから、
ニトロダームTTSのまま処方変更はせず、
角質剥離を保護するための スキンケアを勧めて
様子を見ましょうということになりました。
その後来局した患者さんに、そのことを伝えて帰っていただきました。
後になって、ドクターへの情報が片方のメーカーの話だけで
偏ってはいけないと思い、
念のためフランドルテープの製造販売元の
トーアエイヨーにも問い合わせてみました。
・フランドルテープは角質保護システムという角質がテープにつきにくい 粘着剤を使っているとのこと。
・これによって、一度はがしても同じ場所や別の場所にはり直すことが可能。 (セロテープなど普通のテープは角質がついて粘着性が失われる)
・貼り直しても血中濃度は安定。 (ニトロダームTTSの場合は、はがしたり、はがれた時は新しいものを貼り直すよう指示あり)
・フランドルテープの方がニトロダームTTSに比べてかぶれにくいという論文もあるとのこと。 (もしかすると、ノバルティスファーマの話していたものと同じ論文のことかもしれませんが…)
この情報も後でドクターに連絡したところ、
スキンケアの指示でうまくいかなければ、
フランドルテープへの再変更も考慮しましょうとのこと。
実は、少々ではあるがフランドルの方が今までの多くの処方で
かぶれにくい 印象を持たれていたとのことでした。
今回の情報で、少しそれが納得できたようでした。
やはり、薬剤を比較するときは両方に聞いてみたほうが
良いのかもしれませんね。
ノバルティスファーマさんも、いい情報を提供してくれたと思います。
良い比較の情報を得たとしても、最終的には個人差などで、
情報通りには行かないことも多いですけどね…
最終的にどちらを使用するにしても、
患者さんがトラブル無く過ごせるように
アイディアを提供していきたいです。[emoji:v-91]
******** ↓よろしければ、投票お願いします(^O^)/
フランドルテープとニトロダームTTSは
どっちがかぶれにくいのか?
という問い合わせの電話がありました。
両者とも血管を拡張して狭心症の発作を防いだり、
狭心症による心臓のダメージを軽減します。
貼り薬で、皮膚から薬剤が吸収されて効果を発現します。
1日に1度貼りかえる薬のため、
長時間の貼付でかぶれるケースも少なくありません。
問い合わせによると、現在ニトロダームTTSが処方中の患者さんですが、
よくかぶれてしまうとのことで、処方変更も視野に考えているとのこと。
以前にフランドルテープも処方したような記憶が少しあるので、
処方されたことがあるかどうかも薬歴から調べて欲しいとのこと。
薬歴を調べてみると、かなり前にニトロダームTTSでかぶれるので、
フランドルテープに変更になった記録がありました。
そして、少し前にフランドルテープでもかぶれるので、
再びニトロダームTTSへ処方変更になっていました。
まず、ニトロダームTTSの製造販売元の
ノバルティスファーマに問い合わせました。
・フランドルテープの方が皮膚刺激がやや弱いとの論文が2つ。
・ただし、皮膚刺激は必ずしもかぶれとは関連しないとのこと。
・ニトロダームTTSからフランドルテープへの変更で皮膚症状が良くなった報告もあり。
・薬品や粘着剤による刺激もあるが、はがす時にテープと一緒に角質もはがれて角質が損傷し、そのことがかぶれに大きく関わる。
・結論としてどんぐりの背比べ的な感じである。
この情報と、処方歴をドクターに報告したところ、
フランドルテープも使用経験があることから、
ニトロダームTTSのまま処方変更はせず、
角質剥離を保護するための スキンケアを勧めて
様子を見ましょうということになりました。
その後来局した患者さんに、そのことを伝えて帰っていただきました。
後になって、ドクターへの情報が片方のメーカーの話だけで
偏ってはいけないと思い、
念のためフランドルテープの製造販売元の
トーアエイヨーにも問い合わせてみました。
・フランドルテープは角質保護システムという角質がテープにつきにくい 粘着剤を使っているとのこと。
・これによって、一度はがしても同じ場所や別の場所にはり直すことが可能。 (セロテープなど普通のテープは角質がついて粘着性が失われる)
・貼り直しても血中濃度は安定。 (ニトロダームTTSの場合は、はがしたり、はがれた時は新しいものを貼り直すよう指示あり)
・フランドルテープの方がニトロダームTTSに比べてかぶれにくいという論文もあるとのこと。 (もしかすると、ノバルティスファーマの話していたものと同じ論文のことかもしれませんが…)
この情報も後でドクターに連絡したところ、
スキンケアの指示でうまくいかなければ、
フランドルテープへの再変更も考慮しましょうとのこと。
実は、少々ではあるがフランドルの方が今までの多くの処方で
かぶれにくい 印象を持たれていたとのことでした。
今回の情報で、少しそれが納得できたようでした。
やはり、薬剤を比較するときは両方に聞いてみたほうが
良いのかもしれませんね。
ノバルティスファーマさんも、いい情報を提供してくれたと思います。
良い比較の情報を得たとしても、最終的には個人差などで、
情報通りには行かないことも多いですけどね…
最終的にどちらを使用するにしても、
患者さんがトラブル無く過ごせるように
アイディアを提供していきたいです。[emoji:v-91]
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